2020.11.30
書道家はもちろん字がどうであるかということが大事になってくるけど、そのために、技術磨きと並行して大切とされていることもある。
「書は人なり」。
書にはその人となりが滲み出るもので、自分自身も成長できるように努力しなさい、という意味。
難しいことはよく分からないけど、誰かの書を見て感動したり、その人の優しさが書の中に見えたり、逆にトゲトゲしたものを感じることもあったり、なんとなくその言葉の意味も、感じるようになってきた気がする。
先日、友人が、知り合いの方に頼まれてウェルカムボードを書いていた。
真面目で実力もあるんだけど、謙虚すぎて不安に感じやすい彼女。
でもやっぱり最後には良い作品に仕上げてた。
あーでもないこーでもないと何日も考えて、相手の方の幸せを想い、本当の心が込もると、こういう線が出るのかと感動した。
「伝わる字」を書いてた。
相手の方も、泣いて喜んでくださったとのこと。
うん、なんだろう、分かる。
彼女の人となりと、筆力と、重なるからこそなのかな…
プロとしてするのであれば、自己満足ではいけない、そう教えられた。
初心を忘れず、これからも基本を積み重ねていこうと、友人と始めた「臨書会」。
臨書(りんしょ)は、書道の基本練習のこと。
アート書を書くにも、やっぱりまずは書道の基礎力が必要。
何を書いても、線の質や深みが全然違うんだなと。(周りの先生や先輩方の書を拝見して思います)
基礎作りは終わりがあるものではなく、すればするほど土台が確かなものになっていくもの。
まだ数回目だけど、空きを見つけて自分のための練習時間を取っていきたいと思う。
きっとまたそこから広がりもでてくるかな^ – ^
久しぶりの臨書は、情けないぐらい書けない。笑
インスタでフォローさせていただいている方で、臨書が素晴らしい方がいらっしゃるけど、いろんな方の書を拝見して勉強させてもらいながら、また改めてがんばろうと思う^ – ^
気長に自分磨きも(•̀ᴗ•́)و ̑̑
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