2019.11.25
ルーヴル美術館のカルーセルで開催される、Societe Nationale des Beaux-Arts
(ソシエテ・ナショナル・デ・ボザール:フランス国民美術協会)のサロン展に選出されました。
今回新しく発表された作品は、徳島の藍染和紙を使用。
Saai(冴藍)・田村美奈子氏に依頼し、7種類に染めた藍染和紙を組み立てたベースの上に、
金泥で「和」を揮毫しています。
【作品:「和」】
日本を意味する「和」を一枝に見立て、藍染めに馴染むように桜が舞い散る作品。
「躍進」「開花」「調和」「未来への継承」を一つの作品の中にイメージした。
2020年に行われる東京オリンピックのコンセプトをイメージし、
ジャパンブルーに染められた藍染和紙に、日本らしい書と絵で表現したオリジナリティーある作品で評価された。
【Salon des Beaux Arts (サロン・デ・ボザール)とは】
150年を超える歴史を持つフランスの美術団体
Société nationale des beaux-arts(ソシエテ・ナショナル・デ・ボザール)が
主催するアートの祭典で、毎年パリのルーヴル美術館で開催されている。
現代を代表するアーティストたちが世界中から集まり、過去には、日本人として
初入選した黒田清輝はじめ、マティス、藤田嗣治、横山大観がおり、
また、フランス歴代大統領が後援する唯一のサロンでもある。